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グローバルネットワーク委員会委員長のインタビュー
令和7年度の講師名鑑では
「どんな講師を選んだらいいか分からない」
「特定のジャンルが気になるけれど、どんな講演をしてくれるか知りたい」
という方のために、理念形成委員会、提言委員会、グローバルネットワーク委員会委員長のインタビュー記事を作成いたしました。
第2弾はグローバルネットワーク委員会の柴沼委員長です。
国際ビジネスに興味のある方は必見です!

令和7年度 グローバルネットワーク委員会
令和7年度 グローバルネットワーク委員会 柴沼 秀篤 委員長
(関東ブロック 茨城県連 土浦YEG)

インタビュアー:
令和7年度 YEGアカデミー委員会
古川 貴晃 副委員長(近畿ブロック 大阪府連 吹田YEG)
ーーーまず、今年度のグローバルネットワーク委員会の活動方針について教えてください。
柴沼委員長:
令和7年度の日本YEGグローバルネットワーク委員会では、
「ALL・THE・GLOCALS ~ 地域と世界の架け橋を ~」
というスローガンを掲げています。
これまで日本YEGでは、海外の友好団体として5団体との関係がありましたが、今年度はそれを11か国規模まで新規に6か国の青年経済団体と広げていく計画です。
目的は単なる交流ではなく、各単会や各メンバーが海外ビジネスを始める際に、最初の一歩を踏み出すための“実践的な架け橋”になることです。
今年度に取り組む主な事業
ーーー具体的には、どのような事業を展開されているのでしょうか。
柴沼委員長:
今年度は大きく5つの事業に取り組んでいます。
まず1つ目が、大阪関西万博事業です。6月に実施しましたが、約500名と過去最大規模の登録をいただき世界20か国以上からMOU先の会長様や会員様だけでなく、YEGAP(アジア商工会議所)ピーター会頭もご参加くださり多くの参加者と交流をして翌日は万博会場での伝統文化未来創造プロジェクトにも参加させていただき多くの学びと研鑽を積みました。
2つ目が、12月に実施したアメリカ(ニューヨーク・サンフランシスコ)視察事業です。
資本主義の真ん中であるアメリカの現状と課題を目のあたりにしてその中でも獺祭blueの視察と櫻井会長の講演やサンフランシスコの本場のスタートアップの考え方や自動運転など最新の技術に触れました。
3つ目が、2026年2月に山口県で実施する山口視察事業で、アメリカ事業の振り返りと、現地で得た学びを共有すると同時に獺祭本社蔵見学や世界行くべき52か所で選ばれた山口市を視察し講演では世界でいくべき52か所に選定された経済波及効果や獺祭櫻井社長の特別講演を予定しています。
4つ目が、今年度から新たにスタートした「単会向け国際啓発活動」です。
国際に興味はあるけれど、何から始めていいか分からない、あるいはグローバル人材育成など単会に対して、訪問講演やオンラインで支援を行っています。現在までに40以上の単会と関わらせていただいています。
そして5つ目が、グローバル研究会です。
OBも含めて現在50名以上が参加しており、これまで個々に動いていた国際ビジネス経験者や関心層を、ネットワークとしてつなぐ場を作り情報交換プラットフォームを作りました。
委員会が大規模化した理由と体制づくり
ーーー委員会メンバーが42名と、日本YEGの中でも最大規模になっています。その背景を教えてください。
柴沼委員長:
これは小野会長の方針が非常に大きいです。
「人数に縛られず、やるべき事業に必要な人数を集めよう」という考え方でした。
今回のように万博、海外事業、単会訪問、研究会と複数の事業を同時に進めるには、従来の20〜30名規模では正直足りません。
結果として40名を超える体制になりましたが、あらかじめ役割を細かく分け、執行部も厚くすることで、委員会としての機動力と継続性を確保しています。
また、国際委員会は単年で成果が出る分野ではありません。
委員長が変わるたびに海外との関係が途切れてしまう、という課題をなくすためにも、次世代を見据えた人材配置と育成を日本YEG国際中長期計画に沿って進めます。
柴沼委員長の原体験 ― 家業と海外ビジネス
ーーーここからは、柴沼委員長ご自身のお話を伺いたいと思います。委員長としての活動の根底には、どのような原体験があるのでしょうか。
柴沼委員長:
私は茨城県で、300年以上続く醤油蔵の18代目として事業を継承しています。
もともと国際ビジネスとは無縁で、地域密着型の商いを続けてきました。
しかし、高度経済成長期が終わり、地方経済が縮小していく中で、売上も人材も厳しい状況が続きました。
「このまま本当に350年、400年と続けていけるのだろうか」と、不安を抱えながら経営していた時期もあります。
そんな中、さまざまなご縁から海外ビジネスに挑戦する機会を得ました。
自分自身が世界各国を飛び回り、ゼロから立ち上げに関わる中で62か国輸出をすることになり、会社の業績はもちろん、ブランド力や採用面にも大きな変化が生まれました。
この経験を通じて、「海外ビジネスは特別な人だけのものではない」「地方企業こそ可能性がある」と実感しました。
だからこそ、同じように悩んでいる仲間に、この選択肢を伝えたいという思いがあります。
単会訪問で見えてきたリアルな課題
ーーー単会訪問を実際に行う中で、どのような課題や反応を感じていますか。
柴沼委員長:
単会によって状況は本当にさまざまです。
すでに国際委員会がある単会もあれば、興味はあるが人材がいない、何から始めていいか分からないという単会も多い。
万博や海外事業は注目度が高い一方で、参加できる人はどうしても限られます。
単会訪問では少人数で腰を据えて話ができるため、「実はこんなことで困っている」「こういうことをやってみたい」という本音を聞くことができます。
たとえば、
国際委員会を立ち上げたいが最初の一歩が分からない、
海外進出に興味はあるが国や方法が見えない、
外国人材を受け入れているが、その先の活用が描けていない、
といった具体的な悩みが多く聞かれます。
こうした課題に対して、一緒に考え、並走できることが単会訪問の価値だと思っています。
国際ビジネスは「輸出」だけではない
ーーー国際ビジネスという言葉に、ハードルを感じる方も多いと思います。
柴沼委員長:
国際ビジネスというと、「輸出」「海外進出」というイメージが先行しがちです。
しかし実際には、外国人材の活用や、育成した人材が帰国後にパートナーとなる形も、立派な国際ビジネスです。
建設業、介護、飲食業など、日本人だけでは人材が集まりにくい業界こそ可能性は大きい。
世界人口は今後も増えていきます。
国内市場が縮小する中で、世界を視野に入れることは、事業を守るための現実的な選択肢だと考えています。
今後のビジョン ― 熊本、そして単会横連携へ
ーーー今後、日本YEGと単会の関係をどのように築いていきたいと考えていますか。
柴沼委員長:
もっと近い存在になりたい、というのが率直な思いです。
今年は単会訪問を通じて関係を築いてきましたが、これを一過性で終わらせてはいけないと考えています。
2月14日に開催される熊本ビジネスエキスポでは、これまで訪問した単会を集め、事例共有の場をグローバルサミットという形で設けます。
最終的な理想は、日本YEGが常に中心にいなくても、単会同士が国際を軸につながり、自然に横連携が生まれる状態です。
国際に関わる人はまだまだ全体の人数の中では決して多くありません。
だからこそ、単会単独ではなく、複数単会で支え合えるコミュニティを今後作っていきたいと考えています。
委員会の存在意義
ーーー最後に、この委員会は何のために存在するのか、一言でお願いします。
柴沼委員長:
ALL THE GLOCALS ~地域と世界の懸け橋を~
地域と世界をつなぐ、
グローバルビジネスとコミュニティの世界との架け橋となるための委員会です。
国際ビジネスの講師派遣をご要望の方へ
講師名鑑では、全国の単会の講師事業、講師例会の目的にマッチした講師派遣を行っています。
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