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理念形成委員会委員長のインタビュー
令和7年度の講師名鑑では
「どんな講師を選んだらいいか分からない」
「特定のジャンルが気になるけれど、どんな講演をしてくれるか知りたい」
という方のために、理念形成委員会、提言委員会、グローバルネットワーク委員会委員長のインタビュー記事を作成いたしました。
第1弾は理念形成委員会の岡田委員長です。
理念を理解したい、中期ビジョンの策定を検討している方は必読です!

令和7年度 理念形成委員会 岡田 充貴 委員長
(近畿ブロック 奈良県連 奈良YEG)

インタビュアー:
令和7年度 YEGアカデミー委員会
古川 貴晃 副委員長(近畿ブロック 大阪府連 吹田YEG)
ーーー令和7年度の理念形成委員会の活動方針を教えてください
岡田委員長:令和6年度から始まった理念形成委員会は「YEG活動の活性化」という目的の下、まずは過去を検証し、現在と未来の考察を進めていく中で「会員の意識統一を図るには理念体系が有効ではないか」ということで、令和6年度のくるめ宣言2024にて、商工会議所青年部理念「社会の永続」を宣言させていただきました。
この「社会の永続」という理念をもとに、理念体系を引き続き構築することを担っています。令和6年度に続き、令和7年度も全国の会員の皆様から声をいただきファシリテートした形で発信しています。
ーーー理念というのは、YEGの綱領指針から「社会の永続」という理念を考えていくものなのでしょうか?
岡田委員長:これまでは37年前にできた綱領指針を軸に、YEG活動は行われてきました。綱領は組織として、指針は個人としての活動ポリシーであり、理念ではありません。しかし、綱領指針には理念的要素も含まれており、表現として分かりにくい部分があります。
まずはこの綱領指針の「分かりにくさ」を分かりやすくし会員に明確に伝わる表現にする必要があります。また、綱領指針ができたのはバブルの後期。人口は増加していて、ビジネスは挑戦すればするだけ伸びた時代でした。
現在と時代背景が違う中で、当時と同じような考え方で会員の意識を統一するのは難しいです。
これまでは、綱領指針が活動の軸でしたが、これからは理念体系がそれに代わります。活動の軸としての理念体系をより明確にという視点から見つめ直し、構築している、というところです。
ーーーなるほど。現在の綱領指針が時代背景に合わないということは、綱領指針自体を変更する可能性もあるということでしょうか。
岡田委員長:変える変えないではなく、過去から現在を思料しこれからのYEG活動を考えた際に、より分かりやすい形や文言で理念体系として表現をさせていただく予定でございます。
ーーー変更はいつを予定していますか?
岡田委員長:令和8年2月に会員の皆様に承認をいただき、全国に発信するスケジュールで考えています。
ーーーありがとうございます。では次に、理念形成委員会が取り組んでいる事業内容についてお話しいただけますか?
岡田委員長:主な活動は以下の3つです。
- 全国の皆様からアンケートを取る会員意識調査
- 過去の検証結果を全国の単会に橋渡しするための代表理事との情報共有
- オンラインでの理念形成研修
これに加え、愛知県岡崎市で開催される「第43回全国リーダーズ研修会」にて、特別研修①として理念形成フォーラムを開催いたします。
※11月28日(金)12:00~13:00 岡崎中央総合公園 武道館にて
ーーーそれは楽しみですね!参加は誰でもできるんですか?
岡田委員長:はい。単会会長をはじめとする全会員が対象者なので、ぜひたくさんの方にご参加いただきたいです。
ーーー現在理念の軸が変わるという大切な時期、たくさんの方にこのお話を聞いていただきたいですね。
岡田委員長:リーダーズ研修会だけでなく、通年は講師名鑑を通して「ビジョンがテーマの講演をしてほしい」というお話をいただいた時は、委員長の私だけでなく委員会のメンバーが単会にお邪魔して、理念形成委員会で共有している資料をもとに講演をさせていただいています。
委員会のメンバーにも話が上手な人がたくさんいますので、適材適所で単会の皆様のお役に立てたらと考えています。
ーーー理念形成について悩んでいる単会にはぜひ聞いていただきたい内容ですね。どんな内容の講演なのかもう少し詳しく聞かせていただけますか?
岡田委員長:理念形成というよりはビジョンに興味を持たれている単会が多いですね。ビジョンは理念形成に包括されている1項目なので、講演ではまずは全体像をお話させていただいています。
特にこだわっているのは単会のメンバーのアウトプットなので、講義が終わった後のアウトプットとなるワークをしっかり作り込んでほしいと担当委員会にオーダーしています。
単に知識をインプットするだけで話が終わってしまうと、いざビジョンの策定をしたいと思った時に何もできない。講演時にしたアウトプットを元にビジョン策定ができるように道筋をつくることを意識しています。
また、YEG同士のつながりを活かし、事前の相談をたくさんしていただいてもOKですし、アフタフォローもさせていただいています。
会員の意識統一のツールの1つとして、講師名鑑を活用いただきたいですね。
ーーーありがとうございます。講師名鑑、ぜひ活用していただきたいですね!岡田委員長はどんな思いでこの事業を展開していますか?
岡田委員長:シンプルに「前に少しでも進むように。結果が出るように」という思いでやっていますね。
ーーー最後にズバリ質問です。理念形成委員会はなんのために存在していますか?
岡田委員長:YEGの未来を共につくる。これ以外思いつきません。他の(日本YEGの)委員会もそうではないでしょうか。
YEGを支える一助となる。
ーーー岡田委員長、ありがとうございました!
時代背景が急激に変わる中、YEG活動の軸となる理念体系を構築する、理念形成委員会の岡田委員長にお話を聞かせていただきました。ビジョンや理念策定にお悩みの単会の皆さまへ、講師名鑑を通じて現在の最新の理念体系を講師から聞くことができます。興味がある方は「講師名鑑」からお申し込みを。
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